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思いはあるのにすれ違い‥
- ブログ居宅介護支援事業所神辺 居宅介護支援事業所こんにちは!居宅介護事業所ゆうゆう神辺です。
今日は、本人さんと家族の葛藤についてお伝えしたいと思います。
私たちケアマネは、毎月それぞれのご家庭に訪問して状態や生活環境の変化などがないか、サービス調整の必要性がないかなどを確認して、それぞれのケアプラン(サービス計画書)を作成したり変更をしています。
その中で、本人さんやご家族さんが気にされていることで『自立支援⇔嫁や娘としての生活援助』の部分に起こる葛藤の部分を紹介したいと思います。
家族として生活する中で役割があり、主婦としての役割は姑から嫁や娘に引き継がれていると思います。家事でできる部分をすべて取ってしまうと機能的にできなくなっていくこともあります。しかし、本人さんは徐々に体力の低下を感じるようになり『嫁・娘がしてくれない』と言われます。家族の立場からすると、何もできなくなっては困る・仕事を奪うことで気力の低下を起こし認知症になってしまうのではないか?という不安もあり、できることはしてもらおうと思う気持ちがあります。そこの曖昧なラインでお互いの気持ちがすれ違っているように感じます。
お互いが助け合う・協力するという気持ちが普段から言葉や姿勢に感じられると少し緩和するのではないかと思いますが、過ごしてきた環境や考え方で『私が嫁に来た頃は…』などと考えてしまう事があるようです。自分の調子が悪いと余計に不満に感じられたりするものです。私たちも同じですが、お互いに心と体の健康に気をつけて元気で過ごしたいですね