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こんにちは、ゆうゆう神辺居宅介護支援事業所です。

今日は認知症についてお伝えしたいと思います。認知症はかつて、専門家の間でも「予防できない」と考えられてきました。しかしさまざまな研究が実を結び、ここ数年で科学的に信頼性が高い認知症の発症リスクや予防方法についてのデータが発表されるようになっています。

認知症とは?

認知症は、一度獲得した認知機能が、脳の病気などによって低下することで引き起こされる症状を総称した言葉です。症状によって、生活に支障が出ている状態を指します。認知機能を低下させる原因となる病気は「原因疾患」と呼ばれ、最も多いのがアルツハイマー病です。そのほか、レビー小体病、脳血管障害などがあります。現在、日本人の600万人以上が認知症を発症していると推計され、今後ますます家族や知り合い、そして自分自身など、誰がなってもおかしくない身近なものになっていくとみられます。

認知症になりやすい人は?

加齢は認知症の発症に大きく関わります。とはいえ、年をとったからといって誰もが認知症になるわけではありません。では、どのような人が認知症になりやすいのでしょうか。

「認知症の発症リスクを40%まで下げられる」12の項目

【若年期(45歳未満)】教育歴(7%)
【中年期(45~65歳未満)】難聴(8%)、頭部外傷(3%)、高血圧(2%)、過剰飲酒(1%)、肥満(1%)
【高齢期(65歳以上)】喫煙(5%)、抑うつ(4%)、社会的孤立(4%)、運動不足(2%)、大気汚染(2%)、糖尿病(1%)
これらに当てはまる人ほど、認知症になりやすいといえるそうです。

フレイル予防も認知症対策に

健康と要介護の中間地点の状態は「フレイル」と呼ばれています。フレイル予防のために必要な「栄養」「身体活動」「社会参加」は、認知症の予防にも有効なものです。さらに、認知機能の低下を防ぐという点から考えると、頭の体操をはじめとした認知機能を刺激するような知的活動を加えるとよいでしょう。そして、何よりも大切なのは、年齢を重ねても知的な好奇心を持ち続け、新たな挑戦を楽しむことです。

参考サイト:なかまある https://nakamaaru.asahi.com/article/14533274

コロナ禍で外出もままならないのですが、感染対策を行いながら楽しみを持った生活を送っていただきたいです。最後までご覧いただきありがとうございました(^o^)/

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